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2008年04月23日

久しぶり

先日コンビニでタバコを買ってお釣りをもらうとき、久しぶりに手のひらにお釣りをポイッと投げられました。ここ何年かそんなことをする店員さんはいなかったのですが、本当に久しぶりです。そして「ありがとうございます」とも言わない。

店のほうでも今では、アルバイトでも教育をして、お客さんに対する方法や、接待の仕方などはきちんと教えているようなのに、まだそんなことをする店員がいることに驚きました。私の知り合いでコンビニを経営している人に以前聞いたことですが、そおいう店員がいると、やはり客足が落ちるそうで、笑顔と挨拶とお釣りの渡し方には十分注意をしているといっていました。

そうなるとこれは個人の資質ということになりますが、それにしてもという感じです。一時期手を握るようにしてお釣りを渡してくれることがありましたが、そこまでして欲しいとは思いませんが、やはり丁寧に笑顔でというのが一番ではないでしょうか。

後は個人の差で言葉が出ることがいいのでしょうが、別になくてもいいと思います。不愉快な感じさえしなければ、そんなに嫌とは思わないはずです。しかし、その店をもっと流行らせようと思うのならやはりマニュアル道理の接待より、個人の資質で、例えば相手の目を見て笑顔を沿えて「ありがとうございました」の一言で、私なんか毎日通うようになると思います。

そんな店ないなと思っていたらありました。私が毎朝通っている喫茶店の娘たちはそのような接待をしてくれます。だから考えることもなく足が勝手にそちらに向いてしまいます。道中にはたくさんの喫茶店があるのですが、どうしてもそこのお店に入ってしまいます。

経営者はそんな個人の資質まで見なければならないので大変ですが、でも質のよい子を見つけられる経営者は、それだけ経営手腕があるということで、ちょっとぐらい質の悪いのでも、磨き方によっては質がよくなる可能性があり、それも経営者の手腕となるのでしょうね。

でもそおいう経営者に育てられた娘は、とても得をしたと思わなくてはならないと思います。自分の隠れた資質を引っ張り出してくれたのだから、アルバイトなどでいると、社会人になったとき他の人より得をしているはずですよね!

2008年04月17日

不調な体

人の体というのは、自分で感じる感じないは別にして、好不調があります。不調なときから好調になったときというのは感覚としてよくわかります。たとえば体が軽くなったとか、内臓の働きがよくなりお腹がすいてくるとか、食欲が出てきた、夜よく眠れるなど症状としてもよくわかります。

反対に好調なときから、不調に入っていくときがよくわからないものです。どこかが痛いとか、重いとか、苦しいとかの症状が出てくると感じるのですが、それまではあまり不調が感じられないものです。でもそんなときほど体を疲れさすことをよくします。体によくないことをよくします。

たとえば好調なときなら早く眠りにつくのに、不調なときにはだらだらしていてなかなか眠ろうとしないし
、食事でもついつい食べ過ぎていることに気がつかない。あるいは食事量はそんなに変わらなくても、後の間食が多くなったりしている。

普段それほど間食が好きでもないのに、いろいろなものを食べてしまう。しかしこれを不調のときのサインであることがわからないので、食欲がよくあると変に納得している人が多いのです。この変に食欲の出る人というのは、もう相当にストレスの溜まっている人で、精神的にイライラしているから食べることによりストレスを晴らそうとしています。

夜、寝付けないというのもその始まりであるといえるのではないかと思います。つまり何か、自分の中で気に入らないことがあったり、不安とまでは行かなくても気がかりなことがあったり、あるいは精神的ではなく肉体の疲労が溜まってきたりしているとこれがストレスとなって、好調なときにはしないようなことをついついしてしまうということがあります。

そしてだんだん感情がゆすぶられてきます。些細なことで腹立たしく思ったり、急に不安になったり、いつもしていることが面倒くさくなったり、ちょっとしたことで人を恨んだり、また明るく元気な人がねたましくなったり、とにかく自分以外の周りの人がうっとうしかったり、うるさかったり、煩わしく思えたりしてくることが多くなってきます。

若い人たちは、自分が疲れるなどと思っていないから、このようなことがよく感じられないので、目が合ったといっては喧嘩をし、あるいは酒を飲んで憂さを晴らそうとしてついつい騒ぎすぎて、よその人に喧嘩を売ったり、買ったりしています。

現代人は、心身ともに疲れている人たちが多すぎるくらい多いものです。このような時はあまりまともな考えができないことがあります。そして、心療内科やカウンセラーのところでお世話にならなくてはならない状態になってきます。だから今、カウンセラーの先生たちは大変忙しい状態です。

私たち鍼灸師は、カウンセリングのテクニックを勉強したわけではありませんが、肉体の悪いところを治しながらも、感情の沈静も一緒にやっています。体が好調になると心も軽くなり、明らかにものの考え方も変化が見えてきます。

今、カウンセリングを受けている人や、心療内科で治療を受けている人がありましたら、ぜひ一度鍼灸治療を受診されることをお勧めいたします。

2008年04月10日

五月病

四月も半ばになってきましたが、新入生、新入社員の若い人々はようやく学校や会社の内容がわかりかけてきた頃でしょうか?しかし、それでもいろいろと戸惑いがあるでしょうね。今は気が張っていて、何とか仕事を覚えようとか、勉強の仕度がやっと出来上がってくる頃でしょうか?

もう少し慣れてくると自分が思っていたことと仕事の内容が違うとか、簡単にできると思っていたのに非常に難しい仕事だとか、あるいは優しいと思っていた先輩が恐かったりと、いろいろなハプニングやトラブルの中に巻き込まれたり、予想もしていなかったのに上司に叱られたり、今まで味わったことのないような感情がこみ上げてきたりするものでしょう。

こういうことが続くと、だんだん落ち込んできます。今までならそんなことなかったのに、新しい環境で、新しい人間関係で、何もかもが新しくなり、その環境に慣れるまで、馴染むまで気が抜けなくて精神的に疲れることが多いものです。

自分のやりたいこともあまりできず、仕事のことばかり考えなくてはならないなどのプレッシャーや、自分の思い道理にならないことばかりで、非常にしんどいことでしょう。しかしこれを通り抜けないと本当の仕事はできません。

しかし通り抜けたからといっても、すぐに仕事ができる、あるいは、上司からほめられるということはこれがまた時間がかかります。そうして一人前の仕事ができるようになってくるのですが、この途中に挫折も味わうことになります。

初めての挫折のときはある程度他人が助けてくれたり、アドバイスをくれたり、手を貸してくれたりもしますが、そのうちに放っておかれるようになります。このときにサアどうするか、ここで悩まなくてはなりません。悩むことは自分を大きくしていくので良いことなんですが、時々悩みのプレッシャーに押しつぶされる人も出てきます。

これが後一月ほどたった頃によく聞かれる”五月病”といわれる鬱症状になってきます。このときにこれを我慢していないで早くしかるべきところで処置、あるいは治療を受けることです。早ければ早いほど早く直ります。

食事ができないとか、夜が眠れない、会社へ行くのが嫌である、気分的には自信が無く何をやっていいのかわからないとか、仕事が手につかないとか、いろいろな症状がありますが、このようなことは肉体をきちんとしてあげることで、すべて解消してきます。

それを一人で悩んでいないで、早く鍼治療や、マッサージでも良いからとにかく体、肉体を調整してあげれば、バランスをとってあげれば早くもとの精神や、状態に戻ります。

2008年04月08日

不愉快

最近不愉快な思いをすることが多い。通勤の電車・バス、あるいは、歩いていても不愉快に思うときがあります。電車・バスでは皆さんも、他人の座り方、話し声、さすがに携帯電話は最近少なくなってきましたが、バッグを足元に置く人が増えてきたように思います。

足元にバッグを置くのが良いのか悪いのかは何ともいえませんが、しかし電車などでは上に網棚があるし、バスなどではひざの上に置けば、立って吊り革に摑まっている人はもう少し通路を広く使うことができるし、移動も簡単にできるのに、座っている人が足を前に出せば出すほど通路は狭くなって通りにくくなります。

常識のある人は、通路を移動するときに「すみません」とか「失礼!」とか「通してください」とか、立っている人に声をかけて、後ろを通るが、心無い人はいかにも邪魔だ!という感じで何も言わず人を押しのけていく人がいます。こういう人に出会うと本当に不愉快になったりしますよね!

道を歩いていても、歩くスピ-ドというのはもちろん人によって異なることはわかります。しかし、遅くとも早くとも、一定のスピードで歩いていると、邪魔にはならず、横を追い抜いていくのは、これはスムーズにできます。でも、携帯電話で話をしながら歩いていたり、携帯電話でメールをしていたりすると、歩くリズムが一定ではありません。

これが非常に一緒に歩きにくいものです。携帯電話をしている本人は一定のスピードで歩いているように思っていますが、ところが意識が電話機にいっているため遅くなったり、ふときずいてまたスピードを上げたり、右に寄ったり、左に寄ったりしています。

これがすごく邪魔になります。遅いから追い抜こうと思うと、追い抜く側に寄ってくる。反対側に行って追い抜こうとすると、またそちらに寄ってくる。あるいは追い抜こうとしたとたんにスピードが上がる、などでこちらが後ろでもたもたしていると、その後ろにいる人に叱られる、いやな顔をされるというようなことがあります。

そのような時はたいてい、急ぎのときです。バスがターミナルに来ている。電車の時間がぎりぎりであるとか、とにかく急いでいるときにそのような目に遭ったりします。これが本当に不思議です。まぁ、急いでいないときはこちらもゆっくりと歩くから、追い越そうとは思いませんよね!

2008年04月04日

やるか、やらないか

世に健康とつく名の仕事が如何ほどあるかというと数え切れないくらいあると思います。しかし、世に病気と付き合っている人はこれも数え切れないくらいいると思います。以前にも書きましたが、団体旅行に行きますと、薬を飲んでいる人の多いこと、多いこと。本当に驚きます。

医療の発達や、医療器械の開発、あるいは新薬の開発などで病気がどんどん減ってきてもいいはずなのに、現実は毎年、健康保険の医療費が足りないくらい病院に通っている人たちがいるようです。でも巷では、ヨガや、健康体操、健康食品、健康器具、あるいは健康と名のつくジャンルでインターネットを調べると読みきれないくらいたくさんのものが載っています。

朝や夕方、夜にもウォーキングしている人もたくさん見かけるし、ジムや体操教室に通っている人も多いと聞きます。でも何故これほど病人が多いのか?急病で救急車で運んでもらうのに受け入れ拒否の病院がたくさんあるとききます。

病気や心を病んでいる人のこんなに多いのはなぜか?皆さん健康のことについては非常によく知っています。このような健康法、あのような健康法、どうしたらどうなるなど本当によく知っておられます。下手をすると私たちより詳しく知っておられます。でも何故病気に?この疑問がどうしてもなくならない。

大方の原因は、何をしてもどのような健康法を知っていても、それを実行しないからです。あるいはやりすぎる、または、ひとつのことだけで健康になるとの勘違いなどが挙げられますが一番多いのは知っていてもやらないということです。

ヨガ教室やたいそう教室に通っていてもせいぜいが週に1~2回、1時間ほど教室で練習をしてそれでお終い。家では絶対にやらない。「一人でやる根性がない」という人もいました。そんなことを言わないでテレビを見ている時間や、ゆっくりしている時間に少し体を動かせばよいのに、面倒だという人が多いものです。

これでは宝の持ち腐れで、10分~15分とやってみれば体も心も楽になるのに、怠け心という奴は人の心の中に食い込んできて、健康をも阻害してしまうから怖いものです。そして、体の具合が悪くなると愚痴やボヤキが多くなり、余計に健康を害してきます。するとそのストレスを晴らすために、食べ過ぎになったり、酒を飲みすぎたり、体を壊す方向に走り出します。

そして、具合が悪くなるといろいろな検査を受けたりして、病気の影に恐怖を持つようになります。若いうちは回復力があるのでそれほどでもないのですが、年をとるにつれて、恐怖感も強くなってきます。まァそうならないように、普段から怠け心と早くさよならをして小まめに動いていると、そういう心配もあまり強くなくなると思います。

2008年04月03日

4月に入ってもまだ花冷えで寒い朝夕が続きます。この季節花粉症が巷では大流行。杉だ、檜だ、なんだかんだといってマスクをして歩いている人が多いように思います。当院にも花粉症だ!あるいは鼻炎だ!という方が多いのには驚かされます。

でも話をよく聞くと子供のころからそのような状態の人は実に少ないものです。長い人で10年前とか、多くの人は2~3年前よりという人が多いのです。ということは先天性のものではなく、後天性になった体の状態であるということになります。

ということは体を元の状態に戻してあげると鼻炎も、花粉症もみな治ってしまうということになります。皆さん根本的に体を治してみられたらいかがでしょうか?季節のたびに薬で抑える、そのような付け焼刃みたいなことをやっていても、毎年毎年病院や薬局に走らなければならないので大変です。

私は、鼻炎も花粉症もありませんが、でも、時々、クシャミが出たり鼻水が出たりします。そのような時は、たいてい体が疲れているときです。現代人は忙しすぎて体も心も休まる暇がないようです。これを休めるか休めないかでずいぶんと症状も変わってくるはずです。

マスクにめがねをして歩いていると、何か怪しい人のように思われかねない。それでなくても近頃知らない人には注意を払っていないと。いきなりナイフで切られたり、刺されたり、電車を待っているだけで、後ろから突き落とされたり、命がいくつあっても足りないような社会状況だから、あまり不審に思われるのも考え物だと思います。

それにマスクをして歩くというのも息苦しくて、これもまたストレスになってきます。私も治療中はマスクをしていますが、治療が終わってマスクをはずすと、なぜかホッとします。やっぱり普通に呼吸ができたほうが開放感があり呼吸もしやすいし、あまりストレスに体を晒したくないという思いもあります。

皆さん、体をストレスから開放して気持ちのよい体にして見れば、たぶん鼻炎も花粉症も消えてしまうと思いますよ!

2008年03月19日

春らしい?

お彼岸に入ってまったく冬の寒さは無くなり、春らしい温かい日々が続いています今日この頃ですが急に寒の戻りというやつが来るので、油断できないと思います。

先日、肝臓癌で手術を受けた患者さんが無事に帰ってこられました。お腹には右の肋骨に沿って30センチくらいの縫い目をつけておられましたが、いたって元気な顔をしておられました。かえって入院前より元気なくらいの様子です。

手術の前日に治療に来られ、「明日から入院です」とどこか力なく入っておられましたが、私が「行ってらっしゃい!早いお帰りをお待ちしています。」と言うと、ニッコリとして「行ってきます」と言って帰られました。

癌の患者さんは時々来られますが、私の治療で癌が治りますというような大きなことは言いませんが、でも抗癌剤治療をしている人は、本当に身体が異常なくらい硬くなっています。手足が痺れ冷たく身体はなんとも言えずに“しんどい”食欲も無く、夜も良く眠れず、心身共に苦しい状態に追いやられます。

その状態を針灸治療で解消するように持っていくのですが、これがまた大変なんです。一度や二度の治療ではとてもじゃないけれど楽になりません。本人は、「水で手を洗うと手が痛むし、家にいても足は冷えて痺れるし、痛むし、・・・」と嘆いておられました。

しかし、少し良くなってくると食欲が出てきて冷えがましになってくる。すると夜も良く眠れるようになるのでだんだん元気が出てきて明るくなって来られます。「このまま癌も消えてしまえば良いのにね!」と言うとニッコリとしておられました。

でも手術は避けられないことなのでそれまでに体力をつけて、手術に堪えられる肉体を作って、手術に臨むという作戦で今回に手術になったわけですが、作戦が見事功を奏し無事元気に帰ってこられました。よかった、よかった!

2008年03月03日

痛かった

今年の寒さは例年以上に寒かったように思いますが、さすが3月に入り少し温かさを取り戻してきたように思います。今日は桃の節句で、ひな祭りということですが、娘ももう成人をしていますので我が家にはあまり関係のないお節句になってしまいました。早いものです。

さて毎週土曜日の午前中に歯科医院で、歯の治療を受けているのですが、今回にはとうとう歯を抜くことになりました。私は歯を抜くことにはそれほど恐怖心もないのですが、今回の抜歯手術は痛かった。
もう何本も抜いている中で一番痛かったように思います。

診察台に座ると優しい助手の女性がエプロンを掛けてくれて椅子を倒してくれます。そして先生が「今日は、一本歯を抜きますので、まず麻酔をします。ちょっと痛いですが!」と断っておいて注射を打たれたのですが、これがとても痛かった。歯の神経のところ3箇所ぐらいに打たれます。いつもはこんなに痛くないのですがこの日は痛かった。

思わずお腹の上に置いている手に力が入り、足にも力が入り、顔をゆがめて耐えていると、「ちょっと痛かったですか?」といわれ「はい!」と答えるが体中に入った力がなかなか抜けない。「では、口がしびれてきたら、歯を抜きますので。」といって5分とたたない内に、「では抜きますので口を開けてください」

私は「えっ!まだそんなに痺れていないのにな!」と思いながらも口を開けるといきなりペンチで抜きにかかられました。「痛い!」と思わず叫びそうになりましたが、口の中にはペンチがあり、口をあいたままうなることぐらいしかできない。しかし唸っているうちに抜歯完了!痛かった!ほんとに痛かった!

いつもはこんなに痛くはないのに、今日の先生は夕べ夫婦喧嘩でもしたのだろうか?何か気に食わないことでも会ったのだろうかと思いながら、後の処置をしてもらうのを待っていると、抜歯した傷の部分がズキズキと痛み出してきました。ああこれでまた食事のとき痛くて食べられないなと思うと、なんだか悲しくなってきました。

でも痛さに堪えながら仕事をしていると、痛みが激しくなってくるし、頂いた痛み止めと、化膿止薬を一日分を一度に飲むと、やっと痛みが薄らいで何とか仕事をこなし、家に跳んで帰って、私専用の痛み止めをグーといっぱいやると、ホッと落ち着いて後はいつもどうりになりましたが、本当に痛かったというお話でした。

2008年02月27日

売り込み

最近の営業は、足で廻るより電話、FAX,メールなど対面で営業することは少なくなっている。このホームページを作ったのもまずは電話でのアポイントをとって、営業の人が来て、こちらの興味をそそるようなことを言う。

そして契約、その契約も私が、契約条項を聞くと、まだ30前後の若いカタカナの肩書きを持った人が、「契約なんてあってないようなものです」という。「エッ・エー」そのときはもう契約を済ましている。それで一体何を契約しているのか良く解らない。

でもそんなのカンケイネー!なんて言葉が流行っているように、若い人達は契約さえ取れればそれでよい。後は訳のわからぬことを言って誤魔化していけばよいと取られるような態度や、言葉も、そのことも平気である。しかし、そのことに詳しい人に聞くと「それはちょっとおかしい」ということなども多々あることは確かです。

その後は、ホームページの影響が悪ければ、「こんな方法があります。でも、○○円かかります。」「こういう事をされたらもっと反響が出ますよ。でも、○○円かかります。」ものを言ってくれば「○○円かかります」です。

まッ、これも仕事だろうからと、こちらも思わなければ、詐欺にかかったようなもので、これには参ります。でもそこの会社ホームページを見るととってもいいことが書いてある。このギャップは一体どうして?という感じにもなります。

今日も今日で、電話がかかってきて出ると、「○×株式会社と申します」「今日は血液のさらさら度を測る器械を使って、患者さんの健康度を調べてみませんか?・・・?」とかそんなことを言っていました。

私は、現代の医療機器、サプリメント、薬、・・・などのコマーシャルなどを見ていると、見ている側に強迫観念を与えているように見えて仕方ないときがあります。また、TV番組などでも病気のことを取り上げた番組は、強く人の不安を煽るようなものが多いと思います。

私が、いつも言っているのは人間ドッグ、あるいは定期検診、などもある意味、先に検査しなければガンになっているかも、糖尿病予備軍は成人の何パーセントいる、腹回りが何センチ以上あればメタボリックシンドロームだとか、こういう体型ならこんな病気が潜んでいるかも?ちょっと目まいがしたら脳梗塞が疑わしいとか?何かすべて恐喝しているように思います。

恐喝されたほうはやはり恐怖感が出てきます。昔、体調が少し悪いと医学書を読んで、この症状が当てはまる、この症状も当てはまるだから私は○○の癌だとか、××病だなどといって大騒ぎをする人もいましたが、現代は情報が自分から調べなくても、向こうからくるので気の弱い人なら、すぐに思い込んでしまいます。

私が患者さんに申し上げているのは、調子が悪くなったらすぐに検査に行かずまずそれまでの生活を思い出して、どんな生活をしていたのか、よく考えて、それから病院に行くか、行かないかの判断をしてください。といっています。

例えば非常にきつい仕事をしていた、あるいは一ヶ月ほど休みもなく働いた、あるいは大きな悩みで夜も眠れなかった、とても心配なことがあった、などの事柄が病因として出るのではないかと思ったときにはすぐにでも検査を受ければよいと思いますが、年中楽しく遊んでいる人などは、あるいは普通にちょっと疲れる程度ではそんなに心配する必要はないかと思います。

私など、タバコを良く吸うので、現在まで3回くらい、「癌になります」と医師より宣告されています。しかし今までに一度だけ、20年も前に健康診断を受けただけで、それ以外は肺炎になったときと、インフルエンザになったときに受診しただけでした。それで3回も癌になるといわれていたのですが、いまだにタバコは吸っています。

私みたいな人もどうかとは思いますが、あまり相手のペースで検診や人間ドッグなどで病気を探して、神経質になったり、心配のあまり落ち込んだりしていては、本当に病気になりやすいと思います。

2008年02月25日

子供との会話

先日、歯科医院での出来事です。私が受診する前に小学生の低学年の女の子が、先に受診しました。5分くらいたった頃でしょうか、先生の「口を開けなければ治療ができないから、口を開けて」という声が聞こえてきました。しかし、その子はかたくなに口を開けないようです。

すると先生が色々なことを言い出しました。なだめたり、すかしたり、誉めたりするのですがまだ口を開けようとはしないようです。待合室で待っていたその子のお母さんも診察室に入って行き、「Aちゃんこの前来たときはちゃんとできたのに?」、先生「痛いことはしないから口を開けなさい」助手の女性も「口を開けなければ、終らないよ!」と皆が優しく女の子を怖がらせないように言っている。

私を含めまわりの大人たちは、みんな笑っている。しかし、A子ちゃんにしてみれば、非常に怖くて、心細い思いをしているに違いありません。必死に恐怖感と戦っているのに、A子ちゃんを取り囲んでいる大人達は、怖くないから!大丈夫だから!といいながらだんだん声が大きくなってくる。

大人に取っての説得の言葉が、子供にとっては自分が責められているように感じるのでしょう。いや事実、「口を開けないからできない」、「何故口を開けないのか」と責める言葉になっているのです。唯一の味方であるはずのお母さんまで、「何をしているの貴女は!さっさと口を開けなさい!!!」と少し怒ったような口調で言いだしました。

とうとう堪えきれなくなったA子ちゃん「ワァー!」と大声で泣き出しました。それを聞いていた私をはじめその場にいた大人達は一斉に笑っていました。そして、「大人でも怖いものねー」「かわいそうに!」などの言葉が出てきました。

A子ちゃん、必死の勇気を出して歯の治療に臨んだのに、ちょっと怯んだことが、信用していた大人達がだんだんイライラし始め、自分を責める。唯一、頼りにしているお母さんまでが怒り出す、いくら口では怒っていないからといわれてもその場の雰囲気が、全員敵に感じたのでしょう。身体全体を緊張の極みにさせ、巧く息ができないほどになって診察室から出てきました。

このときのお母さんの態度が私にはちょっと問題ありと思わせました。巧く歯の治療を受けられなかったし、歯科医の先生にも迷惑をかけたし、待っているほかの患者さんにも迷惑をかけたし、悪いことをしたとの思いがあったのでしょうが、そんなに緊張している、恐怖感でいっぱいだった子供に対して、「息を吐きなさい、吸うのではなく吐きなさい!」といって呼吸を整えさそうとしていました。

私は、何故抱きしめて「よしよし頑張ったね!よく頑張ったね!怖かった?もう大丈夫だよ!」「先生も早く歯を治そうと思ってしてくださったんだよ・・・。」というようなことを言ってやれば、A子ちゃんもホッと安心して、また勇気を出して治療に来る気になるだろうに?でもA子ちゃん本当に良く頑張ったとおもいます。